令和元年8月19日 大相撲釧路場所

8/19、人生初の相撲観戦へ母と行ってきました。

運転手の母が駐車場に車を停められるか心配だと言うので、
当日は3時半起床、4時半に日の出とともに出発。

7時前に会場着。
開場時間の8時までだいぶ時間があったけれど、皆車を置いて出ているようなので、私達も様子を見に会場前へ。

既に入口前には小さな列が。20人位かな?
会場はガラス張りで、ちょうどグッズ売場の前に並んだので売り子さんが指導を受ける様子や値札をつける様子を見ながら待機。
時折黒い廻し姿の力士の方が横切ります。
当たり前だけどほぼ裸!見慣れない光景にびっくり&興奮。

小雨模様で肌寒い中待っていると、入口前に阿寒バスが停車。
ツアーか何かの方かな?と思って見ていると、浴衣姿の力士がぞろぞろ降りてくるではありませんか…!
しかも、先頭は大きな大きな碧山関。初めて見た力士がこんなに大きい関取だなんて、初っ端ならラッキーすぎます。
その後も数人降りてこられたのですが、記憶が飛んでしまいました。
突然の出来事で固まってしまい、ただ眺めるしか出来ませんでした。

その後もバスが何台か到着し、並んでいたお客さんは次は誰?とソワソワ。
慣れてきたのか、2台目以降は力士に声を掛けるお客さんも現れ、私も便乗して突撃…
図々しくも遠藤関に握手して頂きました。
キャリーケースを引いていて手が塞がっていたのにお願いしてしまって、失礼な振舞いをしてしまったと直後に猛省しました…
朝早く移動でお疲れのところ、対応して頂きありがとうございました。

恐らく開場前に到着したバスは4台(バスに○号車と書いた順番通りに入り)、ほかタクシーで関係者の方に混じって、竜電関と輝関がお二人仲良く会場入り。
テレビ等で仲良しエピソードをよく話されていますが、本当に仲良しなんですね!

全部で何名見られたか覚えていないのですが、テレビで見る方ばかり、かなりの人数が目の前を歩いていきました。
特に今人気の炎鵬関がバスから降りてきた時のどよめきが凄かったです。
「頑張んなよ!」と肩を叩きに行くお客さんも。
近くにいたおばちゃんが「168cmって言ってるけどもっと小さいんでない?」と言っていましたが、周りが皆大きいので、確かに思っていたより小柄に見えなくもなかったです…

前日の夕方に札幌から移動してきているので(16日函館、17・18日札幌・19日釧路のハードスケジュール)、朝早かったのもあり、皆さんお疲れのご様子でした。

8時ちょっと過ぎに開場。中は土足厳禁なので、チケットチェックの前に靴を履き替えます。
入場時に取組表と団扇を受け取り、いざ会場内へ。

入口脇の目立たない場所で、既に一回目の握手会
の力士がスタンバイしていました。
佐田の海関と一山本関。
私は真っ先にそちらへ行ったのですが、皆気付いていないのか後ろに誰もいない…
まさかの握手会一番乗り。
握手を終えても暇そうに?お二人で話していらっしゃったので、一山本関に写真をお願い出来ないか聞いてみる事に。
握手会始まったばかりだったので「後で時間取ります」と言って下さって、お礼を言って一旦席に向かう事にしました。
その直後、やっと気付いたお客さんが並び始めたのでタイミング良かったのかな?

会場内へ向かう途中、『暴力追放』のノボリの前に力士が3名立っていて、キャンペーン啓発グッズを手渡していたので貰いました。
やはり朝イチなので、皆さん疲れの色が見えていたのですが、その中でひとりニコニコと対応して下さった笑顔の素敵な力士がいて、印象的でした。
後で咄嗟にお名前を聞けば良かった!と後悔…

座席は1階タマリA席でした。勝手に椅子だと思いこんでいたのですが、入ってみると床に座布団!
マジかー、でも座布団ふかふかだし、端だから荷物置けるしまぁいっか…と着座。
入場時に配られた両手いっぱいの荷物をサブバッグに収納し、トイレに寄ったりパンフを買ったりしていたら15分経過。
やばい、二回目の握手会始まる!と再び入り口へダッシュ
二回目は旭大星関と千代丸関でした。
旭大星関、まだ眠そうな様子?で、遠くを見つめていらっしゃったのですが、自分の番になって奥様のご懐妊のニュースを思い出し「お子さんおめでとうございます!」と伝えると、笑顔で「ありがとうございます!」と目線を合わせて下さいました。
直接伝えられて凄く嬉しかったです。

握手会を終えてグッズ売り場を見たら、開場15分後なのに既に長蛇の列!!
どうしようと迷ったのですが、後からだと売り切れあるかもしれないしと並ぶ事に。
外は寒かったのに、人の熱気で待機中は蒸し暑かったです。扇子と水持っていて良かった…
かれこれ30分位並んで(次の握手会間に合うかと思っていたけど甘かった…残り二回参加出来ず。)、ようやくカゴを受け取って買い物。
地方巡業なので種類は想像していたより少なかったですが、お目当てのお菓子と栃ノ心関の手形色紙、横綱手形手拭い、タオル等は無事ゲット。
追加で自分用に遠藤関と鶴竜関推しの友人用にミニ湯呑み(300円!安っ!)と、勢関の巾着を購入。
〆て8点で4400円。こんなに買ってこの金額!?
相撲グッズは他のイベントグッズに比べてかなり安価だと感じました。

会場内へ戻ろうとしたら、矢後関がファンに対応していて列が出来ていたので急遽並ぶ事に。
残念ながら稽古の時間になったので自分の番まで回って来なかったですが、間近で見られて大興奮でした。
やはりご当所力士の人気は凄いです!

待機で疲れてしまったので、席に戻りひと休み。
お腹ペコペコだった母は、戻る途中で買った卵焼きや天ぷらで腹ごしらえ開始。

土俵上では公開稽古が始まっていました。
そして周りに目をやると、土俵上だけではなく、会場の壁際の至る所で準備を始める関取衆が!

お目当ての一人だった北勝富士関がファンの方にサインしていたので、私もパンフレットとペンを持ってお願いしてきました。
緊張しましたが優しく対応して頂きました。

休むつもりが、その後もパンフを持って場内をうろうろ…
先ほど握手をして頂いた一山本関、廊下で並んだけれど間に合わずサインを頂けなかった矢後関にもお会い出来てサインと握手して頂きました!

勢いにまかせて何名かの関取にサインと握手をして頂き、席に戻ろうかと引き返したら、豊ノ島関が囲まれている所に遭遇!
私も列に並び、サインと握手をして頂きました。
その後も長い時間対応されていたご様子で、想像通りとても優しい方なんだなと感動しました。

皆さん稽古中のお忙しい合間に時間を割いて下さっていたので、有り難さよりもだんだん申し訳なくなってきてしまい、その後は大人しく稽古を観覧する事に。

テレビで見ている遠藤関が私の席側の土俵下で四股を踏んでいて、間近で見る綺麗な四股に感激しました。
永谷園さんのバスタオルを愛用している事もわかり、なんだか嬉しくなりました。笑

土俵の内外でそれぞれ汗を流す中、私が気になったのは明生関。
すぐ横の通路を汗を拭いながら何度も往復していて、その間付け人さんと熱心に稽古をされていて、見えない所でとても努力されている方なんだなと印象に残りました。
こんな風に普段見られない稽古風景を拝見して、テレビに映らない努力を知って応援したい力士が増えるのは、巡業の良いところだと思いました。

お昼も近くなり、土俵上での催しまで時間があったので母と2階も見学してみる事に。
ホットスナックの売店と広い休憩スペースがあって、お昼ご飯に混ぜご飯のおにぎりと苺大福を購入。
朝見た占いに『ラッキーアイテムは苺大福』と書いてあったので、運命的な出逢いを感じてしまいました。笑

再び客席に戻ると、横綱も土俵下でアップを始めていました。
遠目でしたが肉眼で稽古を見られて、早速ラッキーアイテム効果を実感。
土俵上では申し合い稽古やぶつかり稽古が開始され、バチバチと体のぶつかる音が響いています。
道内出身力士が土俵に上がると出身地と四股名のアナウンスが入り、客席からは拍手が起きていました。

その他に前半戦で印象的だった事柄としては、廊下に出てすぐのクレープの出店前に人だかりが出来ていて、何だろう?と見たら阿炎関がクレープをもぐもぐ…!
クレープ屋さんのお姉さんにご馳走になったらしく、「ご馳走さまでした!」とニコニコで店員さんの写真撮影に応じていました。
テレビと変わらない天真爛漫な姿を見られて感激。

その阿炎関、場内で稽古中に千代丸関に喉輪…と見せかけて顎たぷたぷしたりと本当にお茶目な方。笑

他にも、輝関が付け人さんを一人おんぶしたかと思ったら、もう一人を前に抱えて軽々持ち上げてトレーニングしていたり、お相撲さんって凄いなぁ…!とびっくりする事だらけでした。
驚きすぎて写真を撮る間もなかったので、心に焼きつけておきました。


こんな感じで午前中はバタバタと過ぎ、思いがけない遭遇の連続で心臓は休まる暇もなく、メインプログラムが始まる前にぐったりでした…

生ビーツでボルシチ作り③【完】

さて、ビーツと肉の下ごしらえが終わったので、ようやく他の野菜の準備にとりかかります。

 

前の記事はこちらから。

xxmidori.hatenablog.com
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作り方の前に、記載していなかったので材料を先に載せておきます。

なお、ネット上の色々なレシピを参照したため、分量や作り方は自己流・適当です。

あくまで振り返るための覚書として書いておきます。

 

 【材料】(4~6人分)

  • ビーツ 大1/2個 (300g前後)
  • 肉(好みのもの)  200g
  • 玉ねぎ    1個
  • 人参     1本
  • キャベツ   1/4個
  • じゃがいも  2個
  • トマトジュース 300ml
  • にんにく スライス1枚

 【調味料】

  • 砂糖 小さじ1
  • 塩  小さじ1
  • こしょう 少々
  • レモン汁 少々

 ※以下、味をみてお好みで

 (コンソメケチャップ・ビーツの煮汁)

 

 

 

それでは、作り方です。

 

まずは野菜を切っていきます。

 

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玉ねぎ、キャベツは荒みじん切りに。

(キャベツの写真撮り忘れ…)

 

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人参とビーツは、スライサーで千切りに。

 

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じゃがいもは皮を剥き、賽の目に切ります。

 

 

フライパンに油(今回はオリーブ油、レシピによってサラダ油だったりバターだったり)を入れ、にんにくを入れてごく弱火にかけ、きつね色になり香りが立ったら取り出す。

(焦げやすいので油とにんにくを入れてから火をつける)

 

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そのまま熱した油に玉ねぎを入れ、透き通ってくるまで炒めます。

 

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玉ねぎに火が通ったら、人参・ビーツを加え軽く炒めて…

 

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さらにキャベツも加えたら、

 

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トマトジュースを加え、軽く混ぜてフタをして弱火にかけます。

 

 

じゃがいもは、お肉を茹でたスープに入れて茹でます。

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じゃがいもは煮崩れて出来上がりのスープが濁らないように、フライパンの野菜とは別に加熱します。

 

じゃがいもは柔らかくなるまで、フライパンの野菜は10~15分位煮込みます。

 

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その間に、先程茹でたお肉を食べやすい大きさに切ります。

 

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15分後↓

色も綺麗に出て、野菜もいい感じにしんなりとしています。

 

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炒めた野菜に、茹でたじゃがいもと刻んだ肉、肉からとったスープを入れます。

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(スープの鍋の方に炒めた野菜を入れたかったのですが、フライパンが重くて中身をこぼしそうだったので、じゃがいもを網で掬ってスープをお玉で加えました)

 

折角綺麗な色が出ていたので、ビーツの煮汁もおたま2杯ほど入れました。

 

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砂糖・塩・こしょう・レモン汁を加え、味をみます。

(ビーツ自体に甘みがあるので、砂糖はあくまで隠し味として控えめに)

 

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この時はスープと煮汁を入れ過ぎたのか、味が若干薄かったのでコンソメケチャップを足して味を調整しました。

 

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これで完成です!

 

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ロシア料理には欠かせない、ディルを添えて。

 

 

 

初めて作ったにしては上出来で、気に入って食べている市販の瓶入りのボルシチと遜色ない美味しさでした。

 

生のビーツをくださった母の職場の方達にもお裾分けしましたが、美味しかったと言っていただけたようで良かった。

手間はかかりますが、生ビーツで作るボルシチは、缶詰のビーツで作ったものより色も味も良く絶品!

また手に入ったら挑戦したいです。

 

生ビーツでボルシチ作り②【肉を茹でる・スープをとる】

 

茹でたビーツが冷めるまでの間、肉を茹でてスープをとります。

 

ビーツの下処理、ボルシチ作り全体の流れはこちらをどうぞ。

xxmidori.hatenablog.com

xxmidori.hatenablog.com

 

ボルシチには具として茹でた肉、出汁として肉を茹でた茹で汁(スープ)の両方を使います。

 

今回はカレー用の牛肉が売っていなかったので、切り落としを使用。

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お肉は豚や鶏でも、かたまり肉やカレー用、骨付きでも好みのものでOK。

値段もお高いものでなくて充分です。

ベーコンやウインナーを使って作る場合もあるようです。

個人的な好みは、脂身の少なく赤身の多いもの。

 

寸胴に肉とかぶる位の水を入れ、火にかける。

沸騰するとアクが沢山浮いてくるので、丁寧に取り除きます。

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美味しいスープにするには、とにかくアクを綺麗に取り除くのが大事。

 

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これ位になればOK。多分。

濁って見えるのは脂です。

 

今回は薄切りなので、茹で時間は20~30分。

お肉の出汁が出るまで、とろ火でじっくり煮込みます。

(かたまり肉やカレー用、骨付き肉は火が通るのに時間がかかるので1時間位)

 

完全に肉に火が通ったら、肉が固くなるのを防ぐため皿に取り分けます。

最初にも書きましたが、スープは後で使うので、捨てずにそのままとっておきます。

 

 これでスープと肉の準備は完了です。

生ビーツでボルシチ作り①【ビーツの下処理】

母の知人に、畑で採れた新鮮で大きな生のビーツをいただいたので、

大好きなボルシチを作ってみました。

 

作り方の覚書と写真をまとめておきます。 

 

①ではビーツの下処理について

②では肉を茹でてスープをとる工程

③ではボルシチの材料・作り方のまとめ

 

生のビーツからボルシチを作る場合、①から順を追ってやらなければいけませんが

缶詰のビーツを使う場合など、必要のない場合は①は飛ばして大丈夫です。

 

 

xxmidori.hatenablog.com

 

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いただいたビーツ。スパイス瓶と比較。

ではまず、ボルシチの作り方の前にビーツの下処理から。

ビーツはそのままでは固いので、下茹でしてから調理します。

 

下茹での方法はこちらを参考にしました。

テーブルビート/ビート/火焔菜(カエンサイ):旬の野菜百科

 

鍋にビートとかぶる位の水を入れ、米酢と塩(各小さじ1)を加えて火にかけます。

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切り口から色が抜けていってしまうので、必ずまるごと茹でます。

お酢と塩を入れるのは、鮮やかな赤色にするためです。

 

沸騰したら火を弱め、20~40分茹でます。

(10分おき位に竹串を刺して様子を見ると良い)

 

少し経つと、だんだんと茹で汁が赤く…!

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さらに10分経過。さっきより真っ赤!!

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竹串がスッと刺さるか刺さりにくいかな…程度の固さで火を止めます。

茹で汁に漬けたまま、触れる位に冷めるまで放置。

(余熱で中まで火が通るので、柔らかくなりすぎてしまうのを防ぐため、少し固いかな?位で火からおろします)

 

冷めるのを待つ間、ボルシチに使う肉とスープの準備をします。

記事② https://xxmidori.hatenablog.com/entry/2018/08/15/164004

 

手で触れる位になったら、取り出して皮を剥きます。

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手でも簡単に剥けますが、キッチンペーパーを使うと早い&手が汚れにくいです。

もし手が赤くなってしまっても、水で綺麗に落ちます。

(気になる場合はポリ手袋をしても。但し、手が滑って掴みにくいです)

 

手で剥けなかった皮は、包丁で取り除きます。

 

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ビーツを切った後の台所はグロテスク

 

ちなみに、茹でた後のビーツを量ったら747gありました。

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鍋から取り出すとき、重すぎて引き上げるのが大変でした。

(お玉で持ち上げボウルへ移す力技でなんとかサルベージ)

 

全量使うのはさすがに多すぎるので、半分は冷凍用にカットします。

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中まで真っ赤っ赤!

適当な大きさにスライス、ラップを敷いたトレーに並べて冷凍庫へ。

凍ったらジップロックに移して保存。

半年位は保存出来るようです。

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まずは、ボルシチ作りに取り掛かる前のビーツの下茹で~皮剥き~保存でした。